輸入物販研究ブログ SPARKY!!

G13です。ブランド品の輸入業をメインにビジネスを展開中。法人設立から4期目。副業としての輸入転売から独立以降の成長の軌跡をたどり、2018年12月に月商1400万を達成したノウハウを書き記していきます。 販売媒体は、自社通販サイト、楽天、BUYMA、メルカリ、ヤフオク。

ベンチャー修行記 ②中古買取販売を学ぶ その2

さて、今回は前回の続き、

中古買取販売のメリット・デメリットについて

修行していた時の経験をもとに解説していきます。

 

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中古買取販売のメリット

①粗利が高い

 

もはや中古買取販売のメリットはこの点に集約されるかもしれません。

僕が修行していた会社では、主に特定のハイブランドの中古買取販売、

サブカル系の中古買取販売をして、年商4億ほどありました。

 

そして、

ハイブランドの中古買取販売の粗利率は50%、

サブカル系の中古買取販売の粗利率は70%、

と物販としてはかなり優秀な利益率です。

 

僕のやっている新品ブランドの輸入販売は

粗利率20-30%の間ですので、

初めて中古買取販売の粗利率を聞いたときは、

羨ましくて仕方がありませんでした。

 

これだけの利益率で、月商が3500万近くあったら。。。

どんだけ利益出てんだよ!笑

自分が粗利率20-30%の間でシコシコ頑張っているのが、

アホらしくなったのを覚えています…。

 

②スケールさせやすい

 

2番目のメリットはこれでしょう…!

中古買取販売は買取サイトへの集客さえしっかりしていれば、

どんどん物が集まってきます。

 

よく考えればそうですよね。

お客さんにとっては不要品を現金に換えたいわけですから、

一度、買取査定に出すのであれば、不要なものをできるだけ

出しておきたいですよね。

 

本当にもう着ることがない服であれば、

二束三文でもお金になって、処分もできれば

一石二鳥ですからね。

 

なので、買取サイトから査定を申し込んだお客さんは、

本当にいろんなものをダンボールの中に詰め込んできます。

もちろん、価値のあるアイテムが来ることも多いですし、

お客さんにとってはゴミでも、買い取る側にとっては、

出品すれば普通に売れるものもたくさんあります。

 

そういったものを安い値段でたくさん買い取るので、

1日の仕入れ量、出品量がなかなかの量になり、

それが売れていけば、一瞬で月商1000万クラスの

商売が出来上がってしまうのです。

 

そして粗利が高いので、次のステップへの投資や、

金融機関からの調達も余裕を持って出来ます。

そうやって、確実に大きく伸ばしていけるのが、

このビジネスのもう一つの大きなメリットだと思います。

 

これらのメリットだけ聞くとかなりワクワクしてきますよね!?

物販にして高い粗利、そして規模感を出しやすい…。

かなり夢のあるビジネスだと思います。

 

しかしその一方で…。

やはり裏にはいろいろあるのです…。

 

中古買取販売のデメリット

①在庫が滞留しやすい

 

これです。

このデメリット。。

これは結構きついかもしれません。

 

これはどういうことかと言いますと、

先ほど、お客さんから送られてくるダンボールの中に、

いろいろと雑多なものが入ってくるといいました。

 

それが、ヤフオク販売で、0-200円くらいで買い取ったものが、

1000-2000円と高い粗利率で販売できると…。

 

これだけ聞くととても聞こえがいいのですが、

一方で、本当に売れないものは、全く売れないのです。

そう、つまり在庫が完全に滞留する。

 

これは先ほどの雑多な商品ばかりではありません。

普通に価値があると目利きして買い取った商品も当てはまります。

特にアパレルカテゴリ。

 

例えばこれが新品のブランド品でしたら、

売れない商品は、最悪原価まで下げれば結構さばくことができるので

そこまで不動在庫のリスクは大きくないのですが、

中古で売れない商品は本当に全くと言っていいほど動かないです。

 

それは新品ブランドを原価まで下げれば、

他の出品者の商品と比較して、新品のブランドのこの商品が、

原価で手にはいる!とお客さんに思わせることができるので、

価値を出しやすいのですが、

 

中古品になると、色んなシーズンの商品や、

色んな場所で購入した商品がごちゃまぜになっているので、

他の商品と比べて相場感がつかみづらく、

お客さんにとってもそれが安いのかどうか、

わかりにくいという点が要因になっていると思われます。

 

僕が修行していたベンチャーも、

不動在庫に関してはかなりの悩みの種になっていました。

在庫自体は2億ほど抱えていましたが、

その在庫の2割だけで、毎月の売り上げを作っている感じで、

他の8割はなかなか動かない…という状況に陥っていました。

 

粗利は高く、規模も大きくしやすい。

でも不動在庫になりやすく、ちゃんとリスクヘッジをしないと、

在庫が溜まりすぎて首が回らなくなる…こういった要注意の側面もありました。

 

②返品・クレームが多い

 

これも中古買取販売の萎えポイントです。

どれだけ頑張って商品ページに見やすい写真を掲載し、

商品詳細欄に説明書きをしっかりしていたとしても、

お客さんは説明書きなどほとんど見ていません。

 

ほとんど写真しか見ていないと思います。

しかし、僕らからしてみれば、商品を買って欲しいので、

商品写真の撮影にはかなり力を入れます。

 

綺麗な写真の方が売れやすいですからね…。

 

しかしその綺麗な写真と実際に手に取った印象の違い…。

そのギャップが中古に関してはかなりありますね。

 

思ったようなカラーではなかった。ちょっと色あせてる…。

ここのボタンが取れているなんて写真には出ていない…。

写真と違って商品にシワがある…。

これは偽物なんじゃないか?警察にいくぞ…。

 

などなどなどなど…。

日々、本当に色々なクレームの電話が来ていました。

実際、どんなにサイト上にノークレーム、ノーリターンと明記しても、

やはり返品を受けざるをえない場面というのも多々ありますので、

返品もかなり発生します。

 

クレームは本当にどの業界にいても、その対応に精神と時間を削られますよね…。

逆に新品ブランドなどは、綺麗なものであることが前提なので、

中古ほどクレームはないですね。。

 

こういったデメリットを聞くと、だんだん中古買取販売をやるかどうか、

雲行きが怪しくなってきますね…。

 

③商品を出品までの作業工程が多い

 

ラストのデメリットはこれでしょう。

中古買取の流れは、

商品が届く→査定する→買い取る→メンテナンスをする→

採寸する→写真を撮る→出品する→売れる

という感じになります。

 

一方、新品ブランドの販売は、

商品が届く→撮影する→出品する→売れる

とまぁ、中古と比べるとえらい作業工程が少ないです。

 

中古の場合は、買取サイトのSEOがしっかりしていれば、

日々、いろいろな商品が会社に送られてきます。

ただのゴミのような商品からお宝も入ってきますし、

偽物もたくさん入ってきます…。

この大量の商品を1つ1つ確認して値付けして、

お客さんと交渉して、成立するかどうかをやって…。

 

この時点で結構萎えるレベルです笑

実際僕の修行先の会社も、査定が追いつかず、

バックヤードに鬼のようにダンボールが山積みになっていました。

 

そして、買い取った商品は、基本的に個人宅保管のものが

ほとんどなので、メンテナンスをします。

服であればクリーニング、靴であればある程度磨いたり。

 

その後は採寸ですね。

新品ブランドですと、ほとんどの商品のサイズが、

ネットに載っているので採寸は必要ないのですが、

中古の場合はいつのシーズンの商品が飛んでくるかわからないので、

ネットに載っていない場合がとても多いです。

そのため、買い取った商品を一個一個採寸していきます…。

これもまた時間がかかる…。

 

この後の工程は写真を撮って出品するだけですが、

物量が多いのでそこもまた一苦労ですね…。

 

なので、中古買取販売はとにかく粗利が高い、

しかし、作業工程がとても多いので、

新品ブランドの販売は月商1000万を1人でやろうと思えばできますが、

中古買取販売に関しては月商1000万をやるのに、

少なくとも5人は必要になってくるのではないでしょうか。

 

やはりどんなビジネスにも一長一短ありますね。

僕自身も最初は中古買取って素晴らしい!って思い、

新品ビジネスから切り替えようかと思いましたが、

いろいろな裏側を知って、やはり新品ブランドの販売を続けようと思いました。

 

また、これは後ほどブログに書いていこうと思うのですが、

新品ブランドの販売はとにかくハイブリッド。

少ない人数で大きい月商を作りにいくことが可能です。

僕がスイスで出会った新品ブランドのサプライヤーは、

なんと1人で年商35億を販売していました。

 

自分がこれから足を突っ込むビジネスに

どういったメリットデメリットが存在するのか…

始める前にしっかり把握しておくのは大事ですね。

 

(今回のメリットデメリットに関しては、

ある一つの中古のブランド販売をしている会社を

基準にしただけなので、これがどこにでも当てはまるわけではない

というのは認識しておいてください。)

 

では、また次回。

 

G13